Opera 9.5 for Linux 更新履歴
リリースノート
- Opera 9.5 はセキュリティ及び安定性の向上のため推奨されるアップデートです。セキュリティの項をご覧ください。
- このリリースでも、フィードを含む Opera Mail にて、新しい保存形式ならびに索引形式を導入しています。メールとニュースの項をご覧ください。
Opera 9.5 ベータ 2 からの変更内容も別途ございます。
Opera 9.27 からの変更内容
ユーザインタフェース
- Opera Link の導入。
- ブックマークやパーソナルバー、スピードダイヤル、メモを、Opera Link で他のブラウザと同期させることができます。メニューの [ ファイル > Opera の同期 ] にて設定できます。Opera Link - どこでも Web ををご覧ください。
- スピードダイヤルのエントリは、Opera Link の同期処理中に使用された最新のデータが常に利用されます。
- クイック検索を追加しました。これは全文履歴検索ツールを改良したものです。クイック検索は、タイトルやアドレスに限らず、以前訪問したことのあるページに含まれる語を検索する機能です。以下の場所から使用することができます。
- アドレス欄
- 履歴パネル
- opera:historysearch
- アドレスバーへ文字を入力した際に表示される、アドレスバーのドロップダウン表示のデザインを以下のように改めました。
- 視覚的なデザインを改善しました。
- 前回訪問したページについて、引用を表示するようになりました (クイック検索については上をご参照ください)。
- アドレスバーの自動補完対象へ、ブックマークの名前と URL を追加しました。
- パネルセレクタのドロップダウン表示を改良しました。
- ローカルのファイルを自動補完の対象に追加しました。
- ステータスバーが再び標準で有効化され、ビューバーに配置されているいくつかの UI 要素をステータスバーにも配置しました。それに伴いビューバーは標準で無効化されました。
- Speed Dial
- 初期状態のスピードダイヤルに表示される検索エンジンを Yahoo から Ask へ変更しました。(日本語環境下では引き続き Yahoo が使用されます)
- Speed Dial のエントリを元に戻すことができるようになりました。[ 編集 > 元に戻す ] または Ctrl+Z にて消してしまった URL エントリを復元できます。
- タブを閉じたときの挙動を選択できるようになりました。タブを閉じたときの挙動として設定できる挙動は以下の通りです。
- 最後のアクティブなタブをアクティブにする (初期設定)。
- 次のタブをアクティブにする。
- 現在のタブから開かれた最初のタブをアクティブにする
- Web ページのコンテキストメニューやダウンロードパネル、ダウンロードのページに、「ファイルを開くアプリケーション」の選択機能が追加されました。
- コンテンツのブロック機能を改善しました。
- サイトごとにコンテンツのブロックの有効/無効を設定できるようになりました。
- 詳細設定ダイアログで項目をダブルクリックすることで、その項目を編集できるようになりました。
- ブロックされた CSS や JS ファイルも詳細設定ダイアログへ表示されるようになりました。
- アクティブウィンドウだけをセッションとして保存できるようになりました。[ ファイル > セッション > セッションを保存 > Only save active window ] にて保存できます。
- パーソナルバー及び opera:buttons の例外を除き、リンクや favicon を任意のツールバーへドラッグできなくなりました。Shift を押しながらドラッグするか、[ ツール > 外観の設定 ] ダイアログにてドラッグを有効化してください。
- 認証管理 (パスワードマネージャー) 機能がフォームの送信を妨げなくなりました。ログイン情報を保存する前にログインの成否を確認することができます。
- アドレス欄における新しいセキュリティ通知スキームを紹介します。セキュリティの項をご覧ください。
- Opera Mini 4 や Wii ブラウザと同様の、新しいハイライト表現を空間ナビゲーションへ導入しました。
- クライアントサイドのイメージマップや SVG 文書中に含まれる Xlink 参照、click イベントハンドラによってリンクやボタンを模している要素に対しても、空間ナビゲーションを使用できるようになりました。
カスタマイズ
- 新しい初期スキンを導入しました。
- ホームページアイコンは、初期設定で表示されるようになりました。
- 新しいタブアイコンは、タブの並ぶ右側へ移動されました。
- dialog.ini のカスケードが可能になりました。
- ツールバーの状態に .mini を追加しました。これを指定すると、ボタン及びパディングが 80% に縮小されます。標準ではステータスバーに利用されています。
アクセシビリティ
- スクリーンリーダへ実験的に対応しました。
- Microsoft Active Accessibility API (MSAA) に対応しました。
- 仮に、Window-Eyes や JAWS、NVDA、OS X の VoiceOver へ対応しました。
- Window-Eyes の次期バージョンとの親和性を改善するため、GW Micro社と協調して取り組んでいます。
- Accessible Rich Internet Applications (ARIA) の基本的な実装を追加しました。
- キーボードショートカットを改善しました。
- ほぼ全てのシングルキーショートカットを無効化しました。シングルキーショートカットを再び有効化するには、[ 設定 > 詳細設定 > ショートカット > シングルキーショートカットを有効にする ] へチェックを入れてください。
- 空間ナビゲーションや Ctrl/Cmd+Up/Down、インライン検索など、全てのキーボード操作が基本的に同じように機能するようになりました。これによって、インライン検索の後に空間ナビゲーションを使うなどといったことが可能となりました
- Ctrl/Cmd+Shift によるキーボードショートカットは、バックグラウンドのタブで開くため以外にも使われるようになりました。
- 新たに草稿の自動保存機能が追加されたことに伴い、「草稿の保存」のショートカット Ctrl+S を削除しました。
- Ctrl+Enter でもメールを送信することができるようになりました。今までのショートカット Ctrl+Shift+S も有効です。
- メール作成画面にて、Ctrl+O をファイルを添付するためのショートカットとして追加しました。
- 「タブを複製」のショートカットを削除しました。
- 「閉じたタブを開く」のショートカットを、Ctrl+Alt+Shift+Z から Ctrl+Shift+T へ変更しました。
- Opera 9.27 と Opera 9.50 におけるキーボードショートカットの変更にてより詳しく解説しております。
- 空間ナビゲーションを改善しました。
- 履歴間を移動したときにも、ナビゲーションによって選択された要素を元に戻すようになりました。
メールとニュース
Opera Mail へ新しい保存形式ならびに索引形式を導入しました。既存のプロファイルからメールディレクトリをコピーした場合、すべてのアカウントのメッセージを新たな形式に変換するために索引を再構築するよう促されます。この変換処理が開始された後、Opera を以前のバージョンへダウングレードすることはできません。
バックエンド
- Opera Mail はより高速かつ安全になり、信頼性も向上しました。
- Opera Mail でクイック検索を利用した際の検索結果を改善しました。
- よく知られたプロバイダを使用したメールは、mailproviders.xml のテンプレート情報を利用することで簡単に設定できるようになりました。
- 新規にメールアカウントを作成する際、初期状態で SMTP 認証が有効化されるようになりました。
- パフォーマンスが向上しました。メモリ使用量の削減、ディスクアクセスの減少、新しいメール及びフィードの確認時に固まる現象の解消を含みます。
- IMAP アカウントでのメッセージのコピーや移動を改善しました。
- 特に複数クライアントでメールを取得する際について、IMAP の信頼性が向上しました。
- POP サーバからのメールダウンロードを改善しました。
- 「サーバ上にメッセージを残す」を利用している場合にも、ゴミ箱を空にすると POP3 のメッセージが恒久的にサーバからも削除されるようになりました。この機能は当該アカウントの accounts.ini へ「Permanent delete=0」を設定することで無効化できます
- 「新しいメールのチェック後に、送信箱のメールを送信する」を POP 固有の設定にしました。
- Apple Mail から送信されたメールを含む、マルチパートのメール及び添付ファイルの処理を改善しました。
- IMAP 送信済みフォルダとして設定されたフォルダにあるメッセージも送信済みビューへ表示されるようになりました。
ユーザインタフェース
- 検索とフィルタのプロパティダイアログを改良しました。
- 「迷惑メールをごみ箱に移動」と「ごみ箱を空にする」は、アクティブなアカウントに対してのみ機能するようになりました。
- 確認できない IMAP メールボックスはグレイアウトされるようになりました。
- メッセージに対する [ 表示 > エンコード ] の設定を改善しました。
- 新しい通知方法を導入しました。メッセージはそれぞれ通知を生成しますが、3 通以上のメッセージを受信した場合にはアカウントごとにまとめて表示されます。
- ステータス表示ペインをアカウントのアイコンに置き換えるなど、メールパネルを変更しました。
- F5 キーを押すことで現在見ているビューの新着を確認できるようになりました。これは新着フィードを手動で確認する際に役立ちます。
- 新規作成画面の「草稿として保存」ボタンを「草稿を破棄」ボタンに変更しました。草稿はメッセージ本文へ文字を入力する度に自動で保存されます。
- メールパネルが、入れ子になったフィルタやメールボックスを表示できるようになりました。
- メールパスワードを認証管理のパスワードデータベースに保存するようになりました。また、アスタリスクの代わりに文章が表示されるようになりました。
- フィルタ及び検索に、メッセージ本文のみを対象とするための設定を追加しました。
- メッセージでの空間ナビゲーションを改善しました。
- メッセージへファイルを添付するためのショートカット Ctrl/Cmd+O を追加しました。
- メール中の日本語ファイル名の表示を改善しました。
- 削除処理を以下の通り変更しました。
- Del は常にごみ箱へ移動します。
- Shift+Del はごみ箱を使用することなく完全に削除するようになりました。
- 元に戻す機能を拡充しました。
- 「すべて既読にする」を元に戻せるようになりました。
- 元に戻すことで、迷惑メール指定を取り消せるようになりました。
- フィルタからの削除を元に戻せるようになりました。
インポート
- Opera 7/8/9 のメール及び再帰的な mbox のインポート機能を追加しました。
- Netscape や Eudora、Opera 5/6 のインポートオプションが、クロスプラットフォームで利用できるようになりました。
- Thunderbird 及び Outlook Express からのメールインポートを改善しました。
チャット
- 全てのチャンネルの更新ではなく、プライベートメッセージの受信を通知するようになりました。この機能は [ 設定 > 詳細設定 > 通知 ] にて有効化できます
Feeds
- フィードのダウンロード速度を改善しました。
表示とスクリプト
描画エンジン
- エンジンの至るところで、パフォーマンスや安定性、メモリ仕様の改善を図りました。
- 以下の CSS3 に対応しました。
overflow-x及びoverflow-yプロパティ (デモ)text-shadowプロパティ (デモ)- セレクタ (デモ)
outline-offsetプロパティ (デモ)background-sizeプロパティ (-o-background-sizeカスタムプロパティを通じてのみ利用できます)currentColor色キーワード
- 以下の CSS2.1 に対応しました。
- 以下に対応しました。
:-o-prefocus疑似クラス。これによって空間ナビゲーションで到達したフォーム要素のデザインが可能となります。-o-language-string(n)カスタムプロパティ。ユーザスタイルシートや内部で利用されるスタイルシートにて、ローカライズした文字列を使用する際に用いられます。-o-table-baselineカスタムプロパティ。表の基線として使用するインラインテーブルの行を定めるために用います。- このプロパティの値は整数値もしくは
inheritです。表の基線として利用する行について、プロパティに与える整数値で指定します。 - -1 は最後の行を示し、-n は下から n 行目を示します。
- 整数値が 0 であるとき、表の下側マージンが表の基線として扱われます。
- 初期値は 1 です。このプロパティはインラインテーブルにのみ適用されます。
- このプロパティの値は整数値もしくは
option要素のlabel属性tdやth要素のようにdisplay: table-cellのスタイル指定がなされた要素に対するmin-width及びmax-widthプロパティhr要素のcolor属性inline-table及びinline-block要素のoverflowプロパティ。これによって Dell.com の内容が切り詰められたり、クリックできないリンクが生じる問題が修正されます。col及びcolgroup要素以外の要素に対するdisplay: table-columnならびにtable-column-group値
- 以下の対応を改善しました。
- CSS の
outlineプロパティ @import及び@media、@namespace、@pageの @ 規則。
- CSS の
- 後方互換モードでも
rowspan=0を利用できるようになりました。 :lang()セレクタが完全な文字列に対して正確に一致するようになりました。border-widthプロパティへパーセント値で幅を指定できなくなりました。- 後方互換モードのクラスセレクタにて、数字から始まるクラス名への対応を削除しました。
- テーブルレイアウトのアルゴリズムを改善しました。
- 幅を狭めて表示する際のアルゴリズムを大幅に改善しました。
tabindex属性の処理を更新しました。- tabindex に正の値が与えられたいかなる要素へも、tab キーによって到達することができます。
- tabindex に負の値が与えられている要素へは tab キーによって到達することができなくなります。
- DOM を通じて
td要素の幅を狭めた際の再描画を改善しました。 - YouTube の動画を全画面表示した際の表示を改善しました。
- Gmail のメール作成領域の選択を改善しました。
- 以下が可能となりました。
input type=image要素の背景を変更できるようになりました。- インラインフレームと同様、フレームセットでの文字エンコードをフレーム内の文書へ継承するようになりました。
- CSS セレクタや DOM で利用するため、HTML 属性の初期値を保持するようになりました。
- 表のセル内にあるブロックの高さのパーセント値指定が有効化されました。
border-spacingプロパティ及び分離ボーダーモデルが利用されているtable要素へ正しいパディングが使用されるようになりました。- メディアクエリが動的になりました。ページロード時だけでなく、ウィンドウサイズの変更時にも適切なメディアクエリが選択されます。
Acid3
encodeURIComponent及びencodeURIへ 0 バイトが与えられた場合にも正しく動作するようになりました。- ユニコードエスケープにて本来識別子として利用できない文字を識別子として利用可能であった問題を修正しました。
- iframe でも
getSVGDocumentを利用できるようになりました。 - 不正な修飾名が与えられた場合、
createDocumentTypeは例外を投げるようになりました。 NodeFilterがtrue => 1を返さなくなりました。- DOM によって生成された表の列について、
HTMLTableRowElement.rowIndexと.sectionRowIndexが正しく機能するようになりました。 HTMLButtonElement.typeの初期値が「submit」になりました。- 中心的なドキュメントツリーの外に配置されたフォーム要素が name のインデックス対象として追加されました。
Range.surroundContents()を改善しました。insertNodeによって range が崩壊してないよう変更しました。removeNamedItem()とremoveNamedItemNS()は not-found エラーを投げなくなりました。NodeIteratorが動的な変更が行われる場合にも適切に機能するようになりました。Date.UTC()は引数を 1900 年代として適切に補正して処理するようになりました。
JavaScript と DOM
- ECMAscript エンジンを再設計し、より柔軟で省メモリになりました。
- JavaScript のパフォーマンスが向上しました。
- XHR 中の readyState が 2 もしくは 3 の場合において abort() が呼ばれた際の処理を改善しました。
- XPath に関して様々な改善を行いました。
- [ ツール > 詳細ツール > 開発者用ツール ] へ統合された Web 開発者用デバッガ Opera Dragonfly (アルファ版) を追加しました。
- JavaScript 1.5 の Getters と Setters に対応しました。
- 以下の DOM 3 Core に対応しました。
Node.isSameNodeメソッドText.wholeText属性とText.replaceWholeTextメソッド-
Google のページで利用されている、
Node.compareDocumentPositionメソッド
- 以下の HTML5 に対応しました。
{Document,Element}.getElementsByClassNameメソッドNavigator.onLine属性と Window.{online,offline} イベントCanvas.getImageData及びCanvas.putImageDataメソッド。これにはImageDataカスタムインタフェースを使用しての ImageData オブジェクトの作成への対応も含まれますCanvas.transform及びCanvas.setTransform、Canvas.isPointInPathメソッドElement.tabindex属性及びElement.{blur,focus}メソッド
- 以下に対応しました。
- Google のページで使用されている、Gecko DOM の
Range.comparePointメソッド - クロスブラウザ対応のため、SVG と XHTML を除いたすべての XML 文書に利用される Microsoft の
XMLDocumentクラスに対応しました。- DOM 3 Load and Save の
Document.async属性及びDocument.loadメソッドはDocumentクラスで動作しなくなりました。
- DOM 3 Load and Save の
- JavaScript による直接の空間ナビゲーションを実現する
document.moveFocus{left,right,up,down}メソッド marquee要素のstart及びstopメソッド- CSSOM の
ElementLayout.{getClientRects,getBoundingClientRect}メソッド (デモ) getClientRects及びgetBoundingClientRect::section疑似要素の color と background-color CSS プロパティ
- Google のページで使用されている、Gecko DOM の
execCommand属性にイタリック体を使用する際、iタグの代わりにemタグを挿入するようになりました。- DOM を通じた
textarea要素の文字サイズ変更を改善しました。 - Gmail で見受けられた、
textarea要へ改行禁止空白文字を挿入したときの問題を修正しました。 LSLoadEvent.filter属性の名前をLSLoadEvent.inputへ修正しました。- スクリプトのイベント処理が完了する前に、マウスイベントが何らかの効果を有している場合について調整を行いました。
- キャンセルされた
mousedownはフォーカスを移動すべきではありません。 mousedownイベントを引き金とする blur や focus イベントは、mousedownイベントより早く処理されるべきではありません。
- キャンセルされた
Document.allコレクションを利用している場合にscript及びstyle要素に含まれるテキストノードの表示を取りやめました。display:noneの指定された画像についてもonloadトリガーが有効化されました。- 2dgame コンテクストを固定する canvas について、その canvas が固定されておりかつ関数が実際に動作するように修正された場合における処理を調整しました。
- Apple.com の CoverFlow のデモで問題を引き起こしていた、
Document.lengthが無効化されました。 HTMLSelectElementコレクションからtext属性を削除しました。- クロスブラウザの互換性を保つため、
Date.getYear()が 1900 年未満や 1999 年超の場合でも完全な年を返すようになりました (これは JS 仕様に反します)。 - jQuery で問題を引き起こしていた、IE との互換性を保つための、
Document.getElementByIdにてname及びid属性を同一視する処理を削除しました。 - Window オブジェクトと Document オブジェクト間でイベントが共有されないようになりました。
day値に範囲外の値を指定した際にDateオブジェクトが現在の日付を返す問題を修正しました。- 32KB を超えるテキストも、正しく一つのテキストノードとして作成されるようになりました。
button要素のtype属性を変更したときの問題を修正しました。textarea要素へscrollTop属性を指定した際にtextareaの内容が正しくスクロールするようになりました。Document.activeElementへいくつか一貫性を保つための調整を行いました。- XMLHttpRequest が HTML の
base要素に照らして URL を解決するようになりました。 Event.keyCodeは英数字キーに加え句読点キーのキーコードも返すようになりました。これにより Gmail のキーボードナビゲーションが改善されます。scrollTopがhtml要素とbody要素の双方で同時に機能するようになりました。これにより theaa.com の地図が正しく表示されるようになります- Novell GroupWise における問題を解決するため、標準モードにて、
Document.body.{clientHeight,clientWidth}及びDocument.documentElement.{clientHeight,clientWidth}が正しい値を返すようになりました。 - イベントの補足がよりクロスブラウザ互換になりました。
- window へアタッチされた load イベントは補足されず、対象において補足したイベントは破棄されます。
- 文書中で load イベントを補足する必要がある場合、document オブジェクトへイベントリスナをアタッチしてください。
- del.icio.us ブックマークの編集にて問題を引き起こしていた、DOM を通じて作成された
input要素の値がtype属性値を変更すると失われてしまう問題を修正しました。 - 一つの文における未定義変数の参照がエラーを投げるようになりました。
html要素のscrollWidth及びscrollHeightは、文書の表示域の代わりにhtml要素の大きさを返すようになりました。- ポインタが要素上でホバーしている間にその要素の
innerTextが変更された場合にもonmouseoutイベントが発生するようになりました。 getComputedStyle及びcurrentStyleの値を調整しました。- HTML 5 の要求に従い、
innerHTML属性値をエンコードするようになりました。 - MathML に対応しました。
- Dev.Opera の記事をご覧ください。
document.allを隠蔽するようになりました。- Hallvord のブログでの議論をご覧ください。
- XMLHttpRequest の利用された Web ページ (AJAX) での性能を改善しました。
SVG
- SVG Tiny 1.2 の一部に対応しました。
img要素や CSS のbackground-image及びlist-style-imageプロパティで SVG が利用可能になりました- SVG の外部参照に対応しました。
- object 要素に限らず embed 要素によって埋め込まれた SVG 画像も描画するようになりました。
- canvas の drawImage 及び createPattern による操作のため、SVG をソースとして扱うことができるようになりました。
リッチテキストの入力
- リッチテキストエディタでの改行及び改段落は次のように行います。Enter でブロック区切りを挿入し、新たな段落を作成できます。また、Shift+Enter で
br要素を挿入し、改行できます。 - 挿入及び削除された要素の処理を改善しました。
その他
- SVG や DOM、WML、Web Forms 2.0、XPath、XSLT の実装を改善しました。
- 付属書である UAX #14 Line Breaking Properties 及び UAX #29 Text Boundaries に対応しました。
- XSLT の
document()関数に対応しました。 - Opera Mail を含むテキスト入力やフォーム要素において RTL 対応が有効化されました。
- Java の
HttpURLConnectionオブジェクトがgetHeaderField及びgetHeaderFieldKeyへ対応しない問題を修正しました。 - 警告される証明書もインストール可能となりました。
- サーバが送信する Expiry ヘッダへ常に従うようになりました。
セキュリティ
- ページアドレスに含まれる特定の文字が不明瞭であった問題を修正しました。この問題は Tony Thomas によって報告されたものです。勧告をご覧ください。
- canvas によって画像がクロスドメインで読み出し可能であった問題を修正しました。この問題は Philip Taylor によって報告されたものです。勧告をご覧ください。
- フレームに保持されたページの内容を変更する場合、フレームの親となっているページに関係ないページへは変更できないようになりました。勧告をご覧ください。
- フィッシング防止機能を改良しました。これには先進的なマルウェア防止機能や、改良されたフィッシング防止技術が含まれます。Opera のフィッシング防止機能の記事をご覧ください。
- Extended Validation (EV) 証明書に対応しました。
- 信用済みのルート証明書を、必要に応じて自動的に取得する機能を追加しました。
- SSL v2 及び弱い暗号化を無効化しました。
- 証明書の処理を改善し、証明書の保存場所及び UI を改めました。
- アドレス欄における新しいセキュリティ通知スキームの導入。
- Extended Validation によって安全が確認されたサイトでは、緑地にチェックマークのついた黒い南京錠を表示します
- 通常の方法によって安全が確認されたサイトでは、黄色地にチェックマークのない黒い南京錠を表示します
- HTTPS を利用しているものの何らかの問題があるサイトでは、灰地に疑問符を表示します
- 通常のサイトでは、何も表示しません
- ブラックリストに掲載されているサイトでは、赤地にフィッシング警告を表示します
- ローカルホストで動作するローカルサーバとイントラネットのサーバ、インターネット上のリモートサーバを区別するようになりました。
- ローカルサーバはリモートのリソースを利用できます。ただし逆はできません。
その他
- オフラインモードを改善しました。
- 情報パネルのデザインを改めました。表示モードやダウンロード日時、META タグ、スタイルシートや JavaScript ファイルへのリンクなどが表示されるようになりました
- opera:cache の項目から拡張子を取り除きました。
- 「Drag to scroll」機能を追加しました。タッチスクリーンを搭載した携帯端末のように、ページを「握って」スクロールできます。この機能は標準では無効化されています。
- この機能は Ctrl+Alt を押しながらページをドラッグすることでも使用することができます。
- JavaScript が無効化されている場合にも opera:config が正しく機能するようになりました。
- libtorrent 及び µTorrent と互換性のある BitTorrent peer exchangeプロトコルに対応しました。
- torrent によるダウンロード時の CPU 利用率を低減しました。
- EUC-JP code set 3 及び ISO-2022-JP の JIS X 0212 に対応しました。
- ISO-2022-JP の JIS-Roman 出力に対応しました。
- ISO-2022-JP-1 を自動検出できるようになりました。
- 中国語の異体のため、言語コードである zh-SG 及び zh-MO、国コードである SG 及び MO を追加しました。
- メールや履歴の検索を全て別スレッドにて処理するようになりました。
- 新しい search.ini。
UNIX 固有の更新箇所
- Thirty-four languages are now pre-installed in Opera 9.5.
- 全てのパッケージが完全にローカライズされています。
- 64 ビット版 FreeBSD 及び Linux のビルドが利用可能になりました。
- QT4 Linux ビルドが利用可能になりました。QT のネイティブスキンへ完全に対応します。
- SPARC Linux プラットフォームへの対応を打ち切りました。
- FreeBSD 4 への対応を打ち切りました。新たにネイティブな FreeBSD 7 用ビルドを追加しました。
- ウィンドウレスプラグインに対応しました。
- 64 ビット環境向けの Linux 版において、Flash Player などといった 32 ビットプラグイン及び 64 ビットプラグインを、難しい設定無しに利用することができるようになりました。
- Gecko MediaPlayer や mplayerplug-in、最近のバージョンの Flash などといった GTK+ ベースのプラグインに対応しました。
- ユーザ環境への調和を高めるため、GTK+ のファイル選択画面に対応しました。
- 外部ハンドラ及びアイコンについて、プラットフォームへの調和を改善しました。
