高度なトピック
スタンドアローンな Opera のメールクライアント
ユーザによってはブラウジングとメールの利用を二つのアプリケーションで別々に行うのを好まれる方もいます。このために Opera の Rijk van Geijtenbeek は Hugin and Munin を作成し、Opera Mail と Opera ブラウザの設定を別個にしました。
Opera で Hotmail を利用する
Hotmail とはウェブメールサービスであり MSN の一環ですが、Opera Mail からサードパーティ製のプログラムを利用することでアクセスが可能です。これらのプログラムには Hotmail Popper、HotPOP3、MrPostman などがあります。Opera Software はこれらのプログラムをカスタマーサポートしませんし推奨もいたしません。
ランダム署名
Opera はランダム署名をネイティブサポートしませんが(KookieJarのような)sigmonster を利用して簡単に設定することができます。各アカウントごとの署名はお使いの Opera/profile フォルダの "Mail" サブディレクトリに保存されます。sigmonster を設定し、適当なファイルを置き換えて署名を変更するだけです。署名が必要な都度、Opera がファイルを再読み込みします。
メッセージテンプレート
Opera のメモ機能でメッセージテンプレートを作成することができます。メモパネルを開き、例えば "テンプレート" と名づけたフォルダを作成してください。新しいメモを追加しメモテキストとしてメッセージ用のテンプレートを追加します。このテンプレートをご利用になりたい時はいつでも、メモパネルからこのメモを選択しダブルクリックするか、メッセージの作成ウィンドウで右クリックをして "メモの挿入" のサブメニューからテンプレートを選んでください。
下記のアイデアの提供にあたり Mark Schenk に感謝を捧げます。
草稿を利用してメッセージテンプレートを作成することもできます。メッセージの作成ウィンドウを開いてメッセージのテンプレートを作成します。それから "保存" をクリックするか、メッセージを閉じ草稿に保存してください。
さあ、新しいカスタムビューを作成し "テンプレート" と名づけてみましょう。フィルタのプロパティで "他のビューからメッセージを非表示にする" にチェックをし "OK" をクリックして変更内容を保存します。これでメッセージテンプレートを "草稿" から "テンプレート" へドラッグできるようになります。
下記のアイデアの提供にあたり MarcFou に感謝を捧げます。
アカウント設定保存
アカウント設定は "Mail" ディレクトリの accounts.ini にあります( で保管場所を確認できます)。各アカウントごとの情報は設定ファイルの別々のセクションに保存されています。関連のアカウントのセクションを探すにはメールアドレスを検索しそのアカウントの設定内容を変更してください。
ご注意: 設定ファイルの変更は Opera の終了時 のみ 行ってください。
ラベルの追加
ラベルの追加の道具については Opera メールクライアントの開発者の一人によって ニュースグループの投稿 にて記載されています。この道具はサポートされていませんのでご注意ください。
ラベルの変更
"ラベル" の見出しには、重要、予定、要返信、要連絡、会議、娯楽、貴重などの標準ラベルがあります。画像やラベル名を変更する場合は、設定ファイルの skin.ini を編集する必要がありますが、これは全てのスキン要素とともに圧縮されて "Skin" フォルダに保存されています。ラベル名の変更には言語ファイル(english.lng が英語インストールの初期設定言語ファイルになります)を編集してください。下記の一覧で変更にあたり関連するアイテムをご確認ください。それぞれのナンバーは .lng ファイルでの設定を指します。ナンバーを探して、ラベルテキストを変更するライン上でテキストを置き換えてください。
| ラベル | スキンの設定 | 言語ファイルの設定 |
|---|---|---|
| 要連絡 | Label Call back | 26564 |
| 娯楽 | Label Funny | 26567 |
| 重要 | Label Important | 26561 |
| 要返信 | Label Mail back | 26563 |
| 会議 | Label Meeting | 26565 |
| パーティ | Label Party | 26566 |
| 予定 | Label Todo | 26562 |
| 貴重 | Label Valuable | 26568 |
メッセージとヘッダ表示のカスタマイズ
メッセージのヘッダおよび本体の表示は "mimehead.css" と "mime.css" とのファイルで別個に管理され、いずれのファイルも "Styles" ディレクトリ内に保存されます。これらのファイルの拡張子は明示されないため、メッセージは CSS を利用して表されました。メッセージのフォーマットには XML が利用されており、メッセージを選択して Ctrl + F3 を押すと使用されている XML を確認することができます。ソース表示で選択したメッセージのソースが表示されます。
メッセージの返信 / フォローアップテキストのカスタマイズ
accounts.ini の設定を利用して、メールの返信とニュースグループのフォローアップの上部に表示されている返信 / フォローアップテキスト属性のライン(例えば "On Wednesday, October 27, 2004, Bob Hope <bob@example.org> wrote:")を変更することができます。 メールアカウントには "Reply=" の設定をご利用ください。新規アカウントには "Followup=" をご利用ください。以下は利用可能なパラミータの一覧と説明になります:
- E-mail 関連:
- %n – 名前
- %e – メールアドレス
- %f – 名前とメールアドレス
- Time 関連:
- %a – 短縮曜日名
- %A – 曜日名
- %b – 短縮月名
- %B – 月名
- %c – ローカルに相当する日および時間
- %d – 10進数での月における日 (01 - 31)
- %H – 24時間単位での時 (00 - 23)
- %I – 12時間単位での時 (01 - 12)
- %j – 10進数での年における日 (001 - 366)
- %m – 10進数での月 (01 - 12)
- %M – 10進数での分 (00 - 59)
- %p – 12時間の時計での現在のローカルの A.M./P.M.
- %S – 10進数での秒 (00 - 59)
- %U – 10進数での年における週: 日曜を週の開始とする (00 - 53)
- %w – 10進数での曜日: 日曜を週の開始とする (0 - 6)
- %W – 10進数での年における週: 月曜を週の開始とする (00 - 53)
- %x – 現在のローカルに相当する日
- %X – 現在のローカルに相当する時
- %y – 10進数での世紀なしの年 (00 - 99)
- %Y – 10進数での世紀ありの年
- %z – タイムゾーン名
- %Z – タイムゾーン略称
- ニュース関連:
- %g – ニュースグループ
- 文字関連:
- %% – %
- \n – 改行(続くテキストを新たな行へ移動させる)
- ヘッダへのダイレクトアクセス
- %:Headername: (e.g. "Using %:useragent:, %n wrote:")
"Message-ID" ヘッダの構文
Opera に送信された "Message-ID" ヘッダの構文の説明は下記のようになります:
- 常に "op" で始まります。
- 続く 6 文字は、
::time()(19700101 000000UTC 以降の秒)から返されたtime_tで、 semi-base36 で記述されます。 - 続く 2 文字は、一日の 1000 分の一秒の時間の10 最小上位ビット(Windows の場合)あるいは 10 ビットのランダム値(その他全てのプラットフォームの場合)の semi-base36 になります。
- 続く 6 文字は、"From" アドレスの 16-バイト MD5 チェックサムの最上位 4 バイトあるいはランダム 32-ビット値(何らかの理由で"From" が不明な場合)の semi-base36 になります。
- "Personalization" アカウント設定のコンテンツ
- "@"
- "FQDN" アカウント設定の IDNA-バージョンのコンテンツ
要するに:
<op[seconds since 1970][millisecond|random][md5 of From:|random][personalization]@[idna-fqdn]>
(Semi-base36 とはmodulo-36 の数を取得し、'a'=0...'z'=25...'0'=26...'9'=35 の文字に変換して、計算済みの文字列の左側に追加する機能になります。数値はそこで 36 に分割され、望ましい文字列の数値を与えるまで機能はループします。)
"Message-ID" ヘッダのパーソナル化
"Message-ID" ヘッダをカスタマイズするには以下の二つの設定があります:
- パーソナル化
- この設定は初期設定では空になっています。短い識別文字列(例 "SomeUserOperaCom" に "suoc" など)を追加し、メッセージを識別してください。
- FQDN
- メールアカウント用の送信メール (SMTP) サーバならびにニュースアカウント用のニュー(NNTP)サーバに初期設定されているので、これは実在するドメイン名である必要があります。多くのニュースやメールサーバでは少なくとも一つの "." のないメッセージを受信拒否したりサーバ自体の FQDN を追加したりします。
これらの設定を利用して、どのヘッダにも "Personalization@FQDN" を含むメッセージ全てをフィルタリングさせることで、ニュースグループに投稿した全メッセージやそれへの返信メール(返信者のニュースリーダがあなたのメッセージを正しく引用している場合)を振り分けたるフィルタを簡単に作成することができます。例えば、 "Personalization" が "suoc" に設定され、 "FQDN" が "news.opera.com" に設定されている場合は "suoc@news.opera.com" というフィルタを作成します。
